システムエンジニアの生活について - プログラマーになるには

システムエンジニアの生活について

作成日:2014/10/01 更新日:2014/10/01

20年以上、IT業界で働いています。

ちょうど私が社会人となる頃に、「プログラマ」という職業がネガティブなイメージで語られる様になり、それを嫌って「SE(システムエンジニア)」という単語がもてはやされる様になりました。

「プログラマ」ではなく「SE」だから大丈夫だ、なんて図々しい事を言う会社もありますが、この2つは、どう考えても同じ様な職種です。
プログラマが危険で、SEが安全な仕事だ、なんて事はあるワケがありません。
上記の事情を踏まえて、プログラマ/SEの生活について書いてみたいと思います。

年収

職種と言うよりは、勤務する会社によって大きく違います。

海外と違って、日本の場合、プログラミングの能力自体を大きく評価する事はありません。
寧ろ、会社員としてチームワークをもって仕事ができるか? といった内容を重視します。
「天才プログラマが破格の給料で雇われる」なんて事はまずあり得ません。

飛び抜けた能力を持っているよりも「より会社に貢献する」人物が評価され、出世するワケですね。
他の職種と同様、会社に長く居れば、それなりに偉くはなりますが、収入が増えるとは限りません。
ソフトウエア産業は、社員が数人程度の超零細企業も少なくありません。
そういった会社で、「年収1千万円」などは、望むべくも無いでしょう。

就職

つまり、プログラマとは「文章を書くエンジニア」の事です。

企業側が「就業後の研修で、プログラムは教える事ができる」と考えている事もあって、文系の学生でも就職は難しくありません。(ちなみに自分は社会学部出身です。)
特に理系の知識や才能が無くても、協調性や発想力を評価されれば、他の業界と同様に採用はして貰えます。

転職

かなり易しい業界です。

IT業界内だけでなく、業界「外」からの転職も簡単です。
つまりは、仕事ができさえすれば良いので、前職が何だろうと関係ありません。

実際、自分の同僚や上司には、前職がタクシードライバーや、バーテンダー、パチプロという人まで居ました。
ただし、転職可能な上限は50歳くらいまででしょう。
それを超えた場合は、人脈やコネなど、「転職先を圧倒的に有利にする」何かを持っていないとダメです。

研修

企業が大きく、金銭的に余裕がある場合は、手が空いている時に研修に「行け」と言われます。

客先常駐型のビジネスをしている会社だと特にそうです。

こうして、研修によって社員のレベルアップを図り、客先に売り込み易くするわけですね。
逆に、会社の規模が小さい場合、有料の研修などには行かせて貰えません。
入社時の研修すら無い企業も多いです。
いろいろな意味で実力で勝負の業界と言えますね。